でかい。でかすぎる。じゅうまんごk
いや、少なくとも一般的な饅頭よりは遥かにでかい。時にバスケットボールほどのサイズに育つ巨大な柑橘類。
子供が抱えている写真を見るともはや違和感というか、とてつもないインパクトがある。
サイズ感のパワー
私も実っているのを見たことがあるが、ミカンやレモンなど見慣れている柑橘類に比べて段違いのサイズなので驚嘆した。
大きめのものを隣に並べたらグレープフルーツですら小ぶりに感じられるだろう。因みに上の画像はデコポンとミカンと並んでいる。
晩生※1で果肉が白っぽい柚(中国語で柑橘類を指す)、という意味の名前。
非常に香り高く、水気の少ない柑橘である。また皮が厚いこともあってか保存性が高いという。
冬至の柚子湯みたいなテンションで冬の風物詩として「晩白柚風呂」を実施する温泉施設もあって、幾つか調べてみると湯船にやはり巨大な黄色い球体が大量に漂っている様子を見ることができる。
香りが足されてリラックス効果は増しそうだが、なんか…シュールというか凄まじい光景だ…。
いざ熊本……とはいかずとも!
日本では熊本県の特産。国内産の晩白柚は現在、大半が熊本県八代市産だ。※2
因みに同市の農業高校で2014年に穫れたものが現在“世界で最も重量の重いザボン類”としてギネス世界記録に認定されている。
熊本ではお菓子やジャムをはじめとして様々な加工品やお土産も売っている。
山崎製パンの人気シリーズ商品「ランチパック」では、2012年にテレビ熊本の番組とのコラボ商品として「晩白柚ジャム&ホイップ」が九州エリア限定で発売されていた。
地域限定なこともあるが、現在はもうこれを食べる手段はないのだろうか…。正直めっちゃ食べたい。
最近だと、2016年に10月からローソンで熊本学園大学商学部の学生が考案したメロンパンサンドが発売されていて、これに熊本県産の晩白柚ペースト入りジャムが使用されている。
よーしローソンにダッシュだ、と思ったがこれも九州エリアの店舗限定とのこと。
これはもう九州旅行に出るしかあるまい…晩白柚が私を待っている! とばかりに思わぬトリガーで旅欲が加速しているのだが、生憎今はそうもいかない。
幸い都内にはここ最近、各地のアンテナショップがどんどん充実してきているので、仕事ついでにそうしたお店に近い商品が置いてないか探しに行こうと思う。